熱帯魚の飼育記録

主にベタの記録

#3 ベタ稚魚飼育記録(孵化後4週間)

 前回から1週間程度ですが稚魚に少し変化が出たので更新。ベタ稚魚は一般的な熱帯魚の中でも成長が早い方ですよね。地味な変化ですが確実に成長して行ってるんだなぁと見て取れてやはりベタに限らず稚魚飼育は楽しい。

 

全長は大きい個体で1㎝に成長。背ビレ尻ビレ共にどんどん伸びてきた。

なんか水色の光沢が目立つ個体も出て来たけど両親には入って無い色なのでこのまま水色個体が育てば面白いな〜と思いつつ、ベタの体色は最後の最後の成魚になるまで確定しないからそんな都合良くならないかとも思いつつ…

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目立った体色変化が見られない中、尾ビレの根元がオレンジになっている個体もチラホラと出て来た。この段階で赤みが出始めるということは父親の遺伝子が強く出たのだろうか、期待が高まる。
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他には尻ビレの先が黒かったり黒斑点が入ってたりと早くも体色変化の兆しが見える。

そんな中、無色個体たちだけはまだ変化がほぼ無かった。
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 余談ですが、水槽増やして半数以上の稚魚をMVボックスに移動させました。観察しやすい30㎝ワイド水槽には育ちの良い大きめの稚魚だけを残しました。
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・その他、変化

 興味深かったのが、水槽よりもボックスで飼育してる稚魚の方が粉エサを食べる(つつく)頻度が高かったです。これは水槽に比べボックス環境だと水面面積が広く水深も浅いので水面のエサに気付く確率が単純に高くなるからだと考察しました。

加えて、水槽とボックス両方の稚魚に言える変化なのですが、稚魚が底に沈んだエサやカスをついばむ仕草もかなり増えて来ました。

これらを踏まえてボックス飼育の方にエアレーションをかけて水面を動かしてあげることで、水面のエサに興味を持たせつつ適度にエサを水底に沈めて、より稚魚に粉エサを食べて貰えるようになるのではと考えました。

 以上の事もあって実験も兼ねて今後ボックス飼育のエサは人工飼料をメインで飼育してみようと思います。今のところはブラインシュリンプは1日1度だけにしてそれ以外は粉エサか指ですり潰したフレークエサを与えてますが稚魚の腹部が膨れているのでエサは足りてそうな感じはあります。

 

続く