熱帯魚の飼育記録

主にベタの記録

#6 ベタ稚魚飼育記録(孵化後2ヶ月)

 前回から体色変化もほぼ無く変わった所は体長くらいなので目立った報告はありません。

全長は♂3㎝、♀2.7㎝前後といったところ。なんか成長が遅くなった気がします。今までは『先週よりデカくなったな!?』と毎週はっきりと成長を実感できるほどの成長スピードだったのですが、最近は1週間経っても『大きくなってんのか…?』って感じで定規で測って初めて成長が分かる程度。もう稚魚というより幼魚か若魚って感じなので成長スピードが落ち着いて来たのも当然なんでしょうか…?

 

 

・オス①

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  日に日にヒレが伸びて問題無く育ってます。

 

・オス②
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 前回から数日経ってある日突然ヒレの先がカールし出した。癖っ毛みたいな感じなのでパーマ君と呼びましょう。

毎日フレアリングさせてるのでヒレの運動は問題無いはずですが原因は不明。まぁ病気のようには見えませんし、まだまだ成長するのでヒレに関して心配しなくて大丈夫でしょう。

 

・メス①
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 30㎝キューブに引っ越しました。(オス①個体を30㎝ワイドに移して交換した)特に変わり映え無し。

 

・オス&メス

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 こちらも特に変わり映え無しですがただ、こちらのオスは上記の単独飼育してるオスに比べるとヒレの成長が著しく遅いんですよね。やはり生物の過密飼育は成長を阻害する効果が大きく、身体のみならずヒレの成長も抑制されてしまうのか。または、メス化してしまっているのか。ベタって集団飼育をしているとメスが増える傾向があるのでそういった要因なのでしょう。(ベタのオス化については別記事を書いてますので宜しければどうぞ)

 もう一つ、立ち泳ぎ個体について。過去記事で何回か触れていた立ち泳ぎ個体(ベリースライダー)なんですが、確か合計で10匹ほど?居たんですがここ最近あまり立ち泳ぎ個体を見かけなくなったんですよね。普段はパッと水槽を眺めるだけですぐ立ち泳ぎ個体を発見できたんですがそれがほぼ無くなりました。成長のおかげなのかそれとも完治したのか、分かりませんが立ち泳ぎ個体が減ったのは確かです。『稚魚期に立ち泳ぎ化してしまってもそのまま飼育していれば治る見込みがある』というのが分かっただけでも非常に参考になりました。

 

・その他

 30㎝キューブ水槽の方から1匹だけエロモナス病の疑いがある個体が出て来ました。

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白飛びしてて見にくくて申し訳ないのですが、エラの内側が赤く充血してるっぽいんですよね。ただ厄介なのが、元々の体色が無色透明と赤色が入っている個体なのでただ単にエラ部分が赤い体色なだけなのか、それとも充血してるのか、が判断が付かないんです…(しかし、他の無色個体はエラ部分がここまで赤くないので体色というよりやはり充血してる可能性が高い気がする)

加えてですがエロモナス病と関係あるかは分かりませんが別の症状としてエサを食べた後のみ軽い転覆病になってしまいます。軽い転覆病はベタで割とあるケースらしいですね…?

 なんにせよエロモナス病の原因は様々ありますが、飼育環境的にそこまで目立って悪い部分は無さそうなので決定的な原因は判断できないですがなんらかのストレスでしょう。ボックスで過密飼育している方からではなく余裕のある飼育環境下の30㎝キューブ水槽の方の個体なのでちょっと謎です。

あの赤い充血?がただの模様でエロモナス病ではない可能性はありますが軽い転覆病である事は確かなので塩浴をさせて様子を見たいと思います。